
(ブルームバーグ): 米国債市場の参加者は取引をやり直した方がいいかもしれない。2日の雇用統計発表直後の売り殺到は判断の誤りだったように一段と見受けられる。
2日はグッドフライデーの祝日のため米株市場は休場、米国債市場は短縮取引だった。そこへ強い3月の雇用統計が発表され、米連邦準備制度が2022年末までに利上げを実施すると見込む取引が集中した。
これに伴い、5年物米国債の利回りは同日中に0.98%と0.9%前後から急上昇。ところが5日には、米供給管理協会(ISM)が発表した3月の非製造業総合景況指数が統計史上最高だったにもかかわらず2日の上昇分はほとんどが失われ、6日には0.88%を下回った。
金融政策についての市場予想をより正確に反映する短期市場でも、22年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ予想が6日は0.2ポイントと、ピークだった5日の0.28ポイント前後から縮小した。
大和証券キャピタル・マーケッツ・アメリカ(DCMA)の債券共同責任者、レイ・レミー氏は「長期的にはISMと雇用統計は影響するだろうが、当社は短期的な取引を行っており、材料としては四半期末から積み上がった需要があるほか、今週は長期の入札がなく、債券購入も続いている」と述べた。
バークレイズなどのストラテジストは2日の売りは過剰反応だと直ちに判断し、5年債の買いを勧めていた。
バークレイズ、5年物米国債のロング勧める-市場の利上げ予想は誤り
原題:Treasury Market Rallies in Rethink of Bet on Fed Rate Hikes(抜粋)
(c)2021 Bloomberg L.P.
Elizabeth Stanton
米国債市場、利上げ見通し再考か-雇用統計発表直後の売り殺到が反転(Bloomberg) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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