
【NQNニューヨーク=横内理恵】1日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の5月物は前日比2.29ドル(3.9%)高の1バレル61.45ドルで取引を終えた。主要産油国が5月以降の協調減産の段階的な縮小を決めたと伝わった。一時は下げたが、原油需要の拡大に自信を示したとの受け止めが次第に広がり、買いが優勢になった。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国から成る「OPECプラス」が1日、現行の日量700万ドル程度の協調減産を5月と6月に日量35万バレルずつ減らし、7月は40万~45万バレルの縮小を決めたと報じられた。サウジアラビアも日量100万バレルの自主減産の規模を段階的に縮小するようだ。
OPECプラスが減産規模を維持するとの予想があったため、決定の報道を受けて原油先物は売られる場面があった。ただ、新型コロナウイルスのワクチン普及などで原油需要の回復が進み、減産縮小を吸収するとの楽観が強まり、次第に買いが優勢になった。
1日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した3月の製造業景況感指数が市場予想を大幅に上回り、1983年以来の水準となった。米景気回復の勢いが強まっているとの見方も原油相場を支えた。
ニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比12.8ドル(0.7%)高の1トロイオンス1728.4ドルで取引を終えた。外国為替市場でドルが対主要通貨で下落し、ドルの代替資産とされる金が買われた。
NY商品、原油が反発 主要産油国が需要拡大に自信との見方で 金は続伸 - 日本経済新聞
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