
手ごろな価格で性能十分な家電を多数手がける“バリューブランド”のルーツや、製品開発にかける想い、アプローチ方法についてインタビューを行う企画。本記事は、サンコーのヒット商品をピックアップしながら、同社の成長の経緯とモノ作りの哲学に迫る! 同社の広報部部長えき 晋介さん(「えき」はつち偏に谷)に話を聞いた。 【サンコー基本DATA】 社名:サンコー 創業:2003年 本拠地:東京都千代田区 ヒット家電第1号:シワを伸ばす乾燥機 アイロンいら~ず 世の中にないレアな家電や雑貨を毎週2個、年間約100アイテム発売。「面白さ」と「役に立つ」を兼ね備えた製品の企画開発をモットーとする。社員数35名ながら、2020年の売り上げは約30億円(予測値)と成長を続けている。
【今回ピックアップする家電】 約14分でできあがり! どこでもアツアツごはんが食べられる
サンコー おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器 実売価格6980円 0.5合なら約14分、1合なら約19分半でごはんが炊ける小型炊飯器。底面の強力ヒーターが側面まで高火力でムラなく加熱することで、おいしいごはんに。茶碗によそうことなくそのまま食べられ、使用後は丸洗い可能だ。電源ケーブルに炊飯用のスイッチを搭載。ユーザーから「電気コタツのスイッチ」とも呼ばれるほどのシンプルさが魅力だ。
海外工場での開発において水も米も日本と同じ環境を再現
おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器は、中国の工場で開発。炊飯テストでは日本の水と同じ成分の水を使い、米は日本から送り、納得できる味になるまで食味テストを何度も繰り返した。ちなみに、炊飯器が弁当箱型なのは開発の過程で四角形状が最適とわかり、「それならいっそ弁当箱型に」というアイデアを具現化した。
「10億円の壁」を超えるため家電開発に打って出た!
サンコーは、串が自動で回る焼き鳥メーカーやミストが出る日傘など、独特なコンセプトの製品で常に話題を集めている。創業当時はPC周辺機器などの輸入販売を行なっていたが、海外の工場との取引のなかで「オリジナル品を作りたい」と考えるようになり、2005年に製品開発を開始。PC周りの製品を主力として着実に売り上げを伸ばしていた同社が生活家電を手がけるようになった最大の理由は、“10億の壁”を突破するためだったという。 「それまで順調に売り上げが伸びていましたが、10億円目前の15年に伸び率がガクンと落ちました。生活ツールの中心がPCからスマホに変わったことで、商品展開が苦しくなり始めていたのです。このままではいけない、『面白くて役に立つ』というコンセプトは家電分野でもウケるのではないかと考え、生活家電にチャレンジしました」(広報部・えき 晋介さん) その甲斐あって16年の売り上げは10億円を突破。そして、最初にヒットした自社開発の家電は、アイロンいら~ず(※1)だ。当初は市販のふとん乾燥機を風力源として、それに取り付けるエアバッグのみの開発を考えていたが、風量が足りずに保留へ。のちに風力源部分も自社製造する方針に切り替えて、完成までこぎつけた。
ヒット商品連発! サンコーが教えてくれる「面白くて役に立つ家電」の作り方(GetNavi web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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