
カーネーションの『競り』対面から完全オンラインへ コロナで“生花市場の改革”
更新:2021/05/07 18:17
5月9日(日)は母の日です。花の卸売り市場も出荷のピークを迎えていますが、コロナ禍で市場にも改革の波が押し寄せています。
大阪市鶴見区にある西日本最大級の生花の卸売り市場「大阪鶴見花き地方卸売市場」。母の日を前に出荷のピークを迎えています。
(なにわ花いちば 住野雅也営業本部長)
「母の日向けのカーネーション。生産者さんが送ってきてもらっている状況です」
国内や海外から届いた色鮮やかなカーネーションやバラ。市場全体で多い日は1日500万本の花を取り扱っています。冠婚葬祭など宴会が減少した影響で、コロナ前のおととしと比べると取扱量は10%程度落ち込んでいるということですが、最近は花の需要に“ある変化”があったといいます。
(住野雅也営業本部長)
「自宅にいる時間が増えたので、男性や家庭に持って帰るような人たちが購入される」
そして変化があったのは『競り』のスタイルも…
(住野雅也営業本部長)
「今年2月まで対面で行っていたオークションルームです。日本で一番大きいオークションルームになりますので、ここで感染者やクラスターが出ると本当に大変な状況」
毎日、約600人の買い手が参加していた競り会場。去年3月の時には会場は活気があふれていました。しかし、密集を防ぐため対面での競りができなくなったいま、どのように競りは行われているのでしょうか。
午後7時、競りの時間。案内された扉を開くと、無言でパソコンの画面を見つめる人たちがいました。
(住野雅也営業本部長)
「午後7時から花のオークションがスタートしている状況です。オンライン上で競りを行っています。カーネーションの画面で母の日に向けて最終の販売になります」
パソコンに向かうのは“競り人”。オンラインで買い手と花を取り引きしています。完全オンラインの競りが始まったのは今年2月。まず、競りにかける花を種類ごとに自動で撮影してデータ化します。
(住野雅也営業本部長)
「自動撮影機で写せない商品について、手で写真を撮ります。大きさ、太さがわかるように」
さらに、花の生産地や品種などの情報を入力して、写真とともに専用のシステムにアップします。買い手は「在宅」で入札や落札ができるというのです。競り時間が短縮できたことや全国どこからでも参加できること。それで、新しい買い手が増えて需要の底上げにも期待ができるといいます。
(住野雅也営業本部長)
「いままで競りにかかっていた人手というのは、すごく減少したんですけど、その分、生産地や花屋さんと会話する時間をすごく増やして、より情報交換できるようになりました。花は生活の一部として必要なものだと思いますので、花を身近に感じていただければなと思います」
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