
(ブルームバーグ): 今週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合や米国内総生産(GDP)発表を控え、債券トレーダーは一段の波乱の可能性に備えている。
新型コロナウイルスのデルタ変異株に対する懸念が高まる中、先週は米国債市場のボラティリティーが上昇し、インプライドボラティリティーの指標となるICE・BofA・MOVE指数はほぼ4カ月ぶり高水準に達した。
金利は低下し米利上げ時期予想は後ずれ、前回FOMC後の大幅なイールドカーブフラット化は幾分巻き戻された。
現在の焦点は、月額1200億ドル(約13兆3000億円)の債券購入プログラムをいつ、どのように削減するかについての議論が再開される次のFOMCだ。投資家がタカ派的と受け止めるようなコメントが出る可能性は十分にあり、オプショントレーダーはそうしたサプライズに備えたポジションを構築している。
一方で、最近の新型コロナの動向を受けたハト派的コメントを期待する向きもあるが、INGグループのストラテジスト、クリス・ターナー氏は「デルタ株拡大の結果として当局が新たなハト派的文言を挿入するとは考えにくい。利上げ時期予想をこれ以上は後ずれさせない理由になるだろう」と話している。
短期金融市場は既に、初回の0.25ポイント利上げ予想を2023年3月に後ずれさせている。約1週間前には22年終盤が予想されていた。6月のFOMCの金利予測分布図(ドットプロット)で中央値は23年終盤。
INGは初回利上げを22年7-9月(第3四半期)に発生すると予想。資産購入の段階的縮小(テーパリング)については8月後半のジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)を待って土台作りを開始し12月に発表する可能性が高いとみている。
5年債と30年債のスプレッドは約120ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と最近の最小の108bpから拡大している。10年債利回りは1.3%弱で、3月の高水準からは約0.5ポイント低い。
米国債市場のボラティリティー上昇-FOMCのサプライズを警戒(Bloomberg) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
Read More
No comments:
Post a Comment