
【NQNニューヨーク=川内資子】22日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の9月物は前日比1.61ドル(2.3%)高の1バレル71.91ドルで取引を終えた。原油相場は週初に大きく下げたが、経済活動の正常化に伴って需要は回復するとの見方が盛り返し、買われる流れが続いた。
世界で新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染が拡大しているが、経済活動が正常化する流れは変わらず原油需要は年末にかけて回復するとの見方が改めて広がっている。前日発表の週間の米石油在庫統計でWTIの原油受け渡し拠点の在庫が減り、米国需要は強いとの見方を誘ったのも相場を支えた。
主要産油国が協調減産の縮小で正式合意し、供給が増えるとの観測から19日に原油先物相場は8%下げたが、その後は力強く戻している。下値の堅さが意識されたことも買い直しを誘ったとの指摘もあった。
ニューヨーク金先物相場は小反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比2.0ドル(0.1%)高の1トロイオンス1805.4ドルで終えた。欧州中央銀行(ECB)が22日に開いた理事会で金融政策の指針を変更し、より長く超低金利政策を続けることを約束した。金市場に資金が流入しやすくなるとの見方から買いがやや優勢となった。
NY商品、原油が続伸 経済活動正常化への期待で 金は小反発 - 日本経済新聞
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