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Tuesday, December 7, 2021

米国債市場の流動性、「蜃気楼」となる危険-テーパリング加速で - ブルームバーグ

2020年3月に新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が市場を動揺させて以降、市場を大きく動かさずに米国債を大量に売買することが今ほど難しい時期はほぼなかった。

  ボラティリティーが急上昇し、トレードの失敗が増加しており、連邦準備制度による債券購入のテーパリング(段階的縮小)が状況をさらに悪化させるだろうとウォール街のアナリストは警告する。

  昨年のパンデミック初期段階で市場が動きを止め、大部分の米国債の流動性が消滅する中で、本格的なメルトダウン回避のため、連邦準備制度は大規模資産購入による量的緩和(QE)再開など対応を迫られた。だが、米国債の中でも最も流動性の低い部分を買い入れてきた連邦準備制度は今やテーパリングを開始し、そのペースを加速させる構えだ。

  米財務省が国債発行規模を縮小することを考え合わせると、混乱にさらに火が付くきっかけになりかねない。

  ナットウエスト・マーケッツの戦略グローバル責任者ジョン・ブリッグス氏は「米財務省は最も流動性の高い国債の発行を減らし、連邦準備制度は最も流動性の低い国債の買い入れをやめようとしている。国債市場でわれわれが全般に目にしてきたのは、流動性がどちらかといえば蜃気楼(しんきろう)のような状況だ」と指摘した。

Bloomberg gauge of Treasuries liquidity is deteriorating

 

Normal yield spread between old and new Treasuries was restored after March 2020

原題: Cracks Emerge in Treasury Bond Market as Fed Starts to Back Away(抜粋)

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