
「『私専用』という感動やときめきがあるので続けられる」
東京都府中市の会社員岡
メデュラを展開する「Sparty(スパーティー)」の深山陽介社長(33)は「買うのは『美容オタク』と思いきや、良い物を使いたいけれど知識がないというお客さんが多い」と話す。店舗ではなく自前のEC(電子商取引)サイトを中心に消費者に販売する手法で、新規顧客の門戸を広げている。
膨大な種類の在庫を製造・管理する費用がかかるため、月額8330円(税込み)と、市販のシャンプーより格段に高い。それでも、スパーティーが展開する商品の会員数は累計40万人に及ぶ。
新興企業の「トリコ」は、「FUJIMI(フジミ)」というブランドのサプリメントを専用サイトで販売している。花房香那社長(26)は、「一律に同じものを薦めるだけでは顧客は満足しない」と訴える。年齢や食事、生活習慣、目指す肌質に応じて、11粒あるサプリの中からその人にぴったりの5粒が届く。
25~35歳の女性を中心に支持を広げ、他の美容商品を含む年間売上高はサービス開始から2年程度で20億円規模と急成長を遂げた。2021年4月に化粧品大手ポーラ・オルビスホールディングスの傘下に入った。アジアに販路を広げ、29年までに売上高500億円の達成という目標を掲げている。
[新しい消費のワケ]<6>「私専用」の感動 お届け…美容商品「客の最適」照準 - 読売新聞
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