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Friday, February 4, 2022

亀田製菓 若手発の商品が快進撃 - 新潟日報

商品開発に励む「Kameda未来研究所」プロジェクトのメンバーら

商品開発に励む「Kameda未来研究所」プロジェクトのメンバーら

開発第2弾となる米粉を使った「おこめ丸パン」

 亀田製菓(新潟市江南区)の若手社員が、消費者からの意見をヒントに新商品開発を進めるプロジェクトが立ち上がって今月で丸1年となった。生み出した商品はクラウドファンディング(CF)で大きな反響を呼び、第1弾の「“砂糖ゼロ”ハッピーターン」は応援購入を募ったところ、1週間で目標金額を達成。第2弾の県産米粉を100%使った「おこめ丸パン」もわずか3日で完売した。「予想以上の好反応だ」として、同社は2商品の一般販売も検討している。

 プロジェクトは「Kameda未来研究所」と銘打ち、昨年2月に設立。「消費者のアイデアを生かし、一緒に新商品をつくりたい」というコンセプトで、東京オフィスを含むマーケティング戦略や事業開発などの部署横断で社員5人が参加している。

 活動は不定期だが、商品の企画から試作、パッケージデザインの制作、価格設定や顧客の声の分析など多岐にわたる。繁忙期にはリモートで週1回のミーティングを重ね、細部の調整をしてきた。

 商品化の第1弾は、昨年9月に先行発売した2種類の天然甘味料で味付けした「“砂糖ゼロ”ハッピーターン」。CFサイト「Makuake(マクアケ)」で応援購入を募ったところ、100万円の目標額を大きく上回る250万円を達成した。

 この結果を受け、さらなる商品開発に着手。メンバーから「お米を取り扱うプロとして、お米でできたパンを開発できないか」との意見が上がったことなどから、第2弾は小麦アレルギーの原因となるグルテンを含まないグルテンフリー食品として注目される米粉パンに決定した。昨年、亀田製菓が完全子会社化した米粉事業を展開する「タイナイ」(胎内市)とも連携し、取り組みを進めてきた。

 もちもちした食感を生み出すため、水分と米粉の配分や発酵時間の検討などで239回もの試作を重ねた。消費者からの「米粉パンは賞味期限が短い」といった声も考慮し、包装材の工夫などで常温で3カ月の長期保存を可能とした。

 1月13日に応援購入の募集を始めると、3日で約7千個が完売。目標の11倍となる約113万円が集まった。消費者からは「常温保存の米粉パンなんて夢みたい」「米菓を扱う企業としてすてきな取り組み」といった期待の声が相次いだ。

 Kameda未来研究所リーダーを務めるマーケティング戦略部マネージャー歴舎直輝(れきしゃなおき)さん(33)は「会社として初の取り組みで手探りでやってきたが、想定以上の反応だ」と手応えを語り、「お客さまからいただいた声を大事にしながら一般販売に向けて準備していきたい」と話した。

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