
【NQNニューヨーク=横内理恵】7日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の4月物は前週末比3.72ドル(3.2%)高の1バレル119.40ドルで取引を終えた。米欧がロシアからの原油の輸入禁止を協議していると伝わり、供給懸念が強まった。時間外取引では一時130.50ドルと期近物として2008年7月以来の高値を付けた。
ロシアによる激しいウクライナ攻撃が続いており、両国の停戦交渉にも進展がみられない。米国では議会などからロシア産の原油や天然ガスの禁輸を支持する声が高まっている。6日にはブリンケン米国務長官が欧州の同盟国・有志国と協議していると発言し、近く主要国が追加制裁に動くとの観測が強まった。
最終段階にあるイラン核合意の復活交渉を巡り、ロシアの外相が5日、対ロ制裁に伴い「イラン核合意でのロシアの権利に影響が出ないよう保証を求める」と述べた。交渉が難航する可能性が意識されたのも原油先物買いを誘った。
買い一巡後は伸び悩む場面もあった。ドイツのショルツ首相が7日、ロシアからのエネルギー輸入は必要だとの声明を公表し、禁輸に慎重な姿勢を示したことが売りを誘った。相場過熱感からの利益確定売りも出た。
ニューヨーク金先物相場は3日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前週末比29.3ドル(1.5%)高の1トロイオンス1995.9ドルで取引を終えた。一時は2007.5ドルと中心限月として20年8月以来の高値を付けた。ウクライナ紛争の長期化や欧米の対ロ制裁強化が意識され、世界景気の先行き不透明感が強まった。米株式相場の下げも大きく、リスク回避目的の金買いが優勢だった。
NY商品、原油が続伸 一時130ドル台で08年7月以来の高値 金は続伸 - 日本経済新聞
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