
【NQNニューヨーク=川内資子】22日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は4営業日ぶりに反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の4月物は前日比0.36ドル(0.3%)安の1バレル111.76ドルで取引を終えた。欧州がロシア産原油の輸入を直ちに禁止するとの見方が後退し、売りが優勢となった。
欧州連合(EU)がロシアの原油禁輸措置を検討するとの報道を受け、21日は7%高と急伸していた。21日のEUの協議では、ロシア産原油に頼るドイツが輸入を直ちに止められないとの立場を表明し、各国の意見が一致しなかった。ロシア産原油の禁輸で需給が引き締まるとの見方がやや薄れ、持ち高調整の売りを促した。
ただ、相場の下値は堅かった。バイデン米大統領は24日、ベルギーで北大西洋条約機構(NATO)やEU、主要7カ国(G7)の首脳会議にそれぞれ出席する。対ロシアの制裁強化が協議されるとみられており、結果を見極めたいという市場関係者が多いという。
ニューヨーク金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前日比8.0ドル(0.4%)安の1トロイオンス1921.5ドルで終えた。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを加速するとの見方から米長期金利の上昇が続いた。金利が付かない資産である金先物の投資妙味が薄れるとの観測から売りが優勢となった。
NY商品、原油が反落 ロシア産原油禁輸の観測が後退 金は反落 - 日本経済新聞
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