新素材「ナノファイバー」を使った商品を大学生の柔軟な発想で提案してもらおうと、素材の量産技術を持つ関西電子(東京都大田区)と明治大(同千代田区)が産学協同のプロジェクトを始めた。明大で二日、参加学生の研修があり、担当教員が新商品企画への取り組み方を講義した。
ナノファイバーは、毛髪の太さの百分の一から千分の一の極細繊維。断熱・保温性に加え、油を吸ったり水をはじいたりする性質がある。水質浄化や空気清浄のフィルターなど環境関連から、農業資材、アパレル素材まで、幅広く活用が期待されるという。
同社はこれまで難しかった量産装置の開発に成功。商品化に向けて「学生の柔軟な発想で素材の特性を生かした企画ができれば」(進士国広社長)と、取引先の城南信用金庫(品川区)を通じ明大側と連携した。
参加する学生四人は一日に同社を訪ね、量産装置を目にした=写真。経営学部一年の岩本天(たかし)さん(20)は「新素材に可能性を感じた」、商学部一年の藤田真央さん(20)は「保温性が高いので、救命用具に向くかも」とイメージを膨らませていた。
学生らは商品化案を検討し、十月に提案する予定。
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