
2022年は商品やサービスの価格が激しく動きました。ウクライナ危機や新型コロナウイルス禍からの経済再開が価格を押し上げる一方、後半は世界的な景気減速、中国のゼロコロナ政策による需要縮小が下落要因となりました。上下連載「2022年商品市況回顧」は、市況変動の背景を素材とサービスに分けて振り返りました。

産業資材はウクライナ危機による供給リスクで価格がはね上がりましたが、夏以降は中国景気減速や世界的な経済の停滞懸念で、下げに転じる品目も多くありました。価格高騰そのものが、戻り切れていない需要を冷やし、建築市場では設計の見直しや着工中止の動きが出始めました。

2022年は新型コロナウイルス感染防止の行動制限がなくなりました。観光や飲食店の客足は回復しつつありますが、時給を上げてもサービスの担い手がなかなか集まりません。労働集約的なサービス市場はすでに需給が逼迫しており、23年も経済再開を阻むリスク要因となりそうです。
商品価格、激動の背景は 「22年市況回顧」まとめ読み - 日本経済新聞
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