
ユニ・チャームは、マスクやおむつなど主力の約30商品について、原料の調達から製造、使用後の焼却まで、その商品が排出する温室効果ガスの排出量を2025年までに公表する。欧米を中心に企業に「脱炭素」への取り組み状況の公表を求める声が高まっており、商品ごとの排出量を明らかにすることで、環境に配慮する企業経営のブランドイメージを高める。
自社工場で排出する二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスに、取引先の原材料の調達・加工にかかる排出分や、配送、販売、廃棄された後の焼却などで発生する排出分を加える。年内に取引先と協力し、商品ごとの詳しい排出量を算出していく計画だ。
排出量はホームページで公表するほか、商品の包装に直接、数値を表示することも検討する。
同社は「商品選びの参考としてだけではなく、消費者が脱炭素に関心を持つきっかけにしてもらいたい」(幹部)としている。将来は国内で販売する1000以上の商品に対象を広げる。
政府は一定規模以上の企業に対し、自社ビジネスで出す温室効果ガス排出の総量の報告を義務付けているが、環境省によると、商品ごとの公表を目指す取り組みは珍しいという。
ユニ・チャーム、商品ごとの温室ガス排出量公表へ…商品に数値表示も検討 - 読売新聞オンライン
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