米アップルは、高い期待を集めている自社の複合現実(MR)ヘッドセットのブランド向けに「Reality(リアリティー」の商品名の確保を目指している可能性がある。商標申請で示唆された。同社にとって数年ぶりとなる新製品分野への進出に伴うものだ。
「Reality One(リアリティー・ワン)」「Reality Pro(リアリティー・プロ)」「Reality Processor(リアリティー・プロセッサー)」の名称で、米国、欧州連合(EU)、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、サウジアラビア、コスタリカ、ウルグアイで申請が行われた。アップル自体が申請したわけではないが、あらかじめブランド名を確保するために法律事務所を起用するなど過去のパターンを踏襲している。

「Reality One」「Reality Pro」「Reality Processor」の商標
Source: US Trademark and Patent Office
アップルのヘッドセットは拡張現実(AR)と仮想現実(VR)の技術を統合する見込みで、VR装置提供で先行するメタ・プラットフォームズとの競争は激しくなる見通し。 アップルの新しいハードウエア分野への進出は7年前の「アップルウオッチ」以来となる。
アップルの広報担当者は商標申請についてコメントを控えた。申請はまだ承認されておらず、アップルの将来の製品がこれらの名前となる保証はない。
それでもアップルがヘッドセットへの事業拡大に向け布石を打っていることを示すヒントはある。今年に入り、アップルに関連して基本ソフト「RealityOS(リアリティーOS)」の商標申請も行われている。
アップルは過去に新製品の商標申請で、正式デビューの数カ月ないし数年前から同様のプロセスを踏んできた。後になってから商標の権利を所有者から買い取らなくてはならないリスクを減らすためだ。2007年の「iPhone(アイフォーン)」投入の際にはそうしたアプローチを採用せず、最終的にその名称を巡ってシスコシステムズと合意する必要が生じた。

商標申請
Source: US Trademark and Patent Office
原題:
‘Reality’ Brand Filings Suggest Apple Has Name for AR/VR Headset(抜粋)
アップルのMRヘッドセット、商品名「Reality」か-商標申請が示唆 - ブルームバーグ
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